鷹の巣温泉の吊り橋を渡り荒川右岸沿いに進むと桧林の鷹の巣遊歩道があります

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鷹の巣温泉吊り橋 荒川右岸方向を望む
鷹の巣遊歩道のキジムシロ(バラ科)とアオマムシグサ(サトイモ科)-2014年5月11日撮影
関川村のキジムシロ
関川村のアオマムシグサ関川村のアオマムシグサ

      キジムシロ

 上の写真は、新潟県岩船郡関川村の荒川右岸にある「鷹の巣遊歩道」の丸山大橋近くでみつけたキジムシロです。
 その名前の由来は、キジムシロと同じバラ科に属するイチゴによく似た放射状に成長する葉っぱが、雉が休む筵(むしろ)に例えられたからと言われているそうです。
 関川村では、あちこちの林道脇など比較的日当たりがいい場所でみられます。

    アオマムシグサ

下の2枚の写真も「鷹の巣遊歩道」の丸山大橋近くで撮影した写真です。
 名前の由来は、花茎を包む葉鞘の模様が蝮(マムシ)に似ていることからきています。
 花のように見えるものは、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼び水芭蕉やザゼンソウ等のサトイモ科に共通するものです。中には棍棒の様な柄があって、表面に小さな花が密生しています。
 ”仏炎”も”苞”も植物用語です。
 ”仏炎”は、仏像などに見られる光背から来ているようで、特に、不動明王の迦楼羅焔から来ているのではないかと思います。
 ”苞”は蕾を包んでいた葉を言います。
鷹の巣遊歩道と桧林

鷹の巣キャンプ場入り口の看板
木霊(こだま)が宿っていそうな欅の古木
フィトンチッドが溢れていそうな桧林


丸山公園広場
釜飯レストラン「丸山大橋」
 新潟県岩船郡関川村の荒川右岸の丸山大橋と鷹の巣温泉の間に「鷹の巣遊歩道」があります。

 「鷹の巣遊歩道は」、鷹の巣温泉の吊り橋を渡った荒川右岸の鷹の巣キャンプ場入り口と丸山大橋北詰にある丸山公園広場を結ぶ遊歩道で、全長は2km余りです。


 左の写真のように今にも踊り出しそうな欅(ケヤキ)の古木があったり、春にはカタクリが咲いていたりと、自然と触れ合いながら散策するには最適な場所です。


 下から二番目の写真が丸山公園広場の広大な駐車場です。この右奥に、下から三番目の写真に写っている「鷹の巣遊歩道」の看板が立っています。


 丸山公園広場には、芝生の丘の上に東屋があったり、脇には滑り台や鉄棒があったりしているため、休日には家族連れが弁当を広げている光景をよく見かけます。


 一番下の写真は、広場の入口にある釜飯レストラン「丸山大橋」。あつあつのおいしい釜飯を食べさせてもらえます。
 ドライブやツーリングでお越しの際の食事や休憩におすすめです。





 ヒノキは太いもので樹齢60〜70年でしょうか。結構手入れの行き届いた桧林の中を鷹の巣遊歩道が続いています。


 近頃良く耳にする話ですが、ヒノキの林には、フィトンチッドと呼ばれる揮発性物質の発散料が多いと言われ、清々しい空気、木の香り、1/fの枝葉のざわめき、転地効果と相まって私たちを癒してくれるそうです。


 また、実際に森林浴は、ガン細胞を攻撃するナチュラルキラー細胞を活性化させたり、ストレスを軽減しリラックスさせる森林セラピー効果があることが実証されているようです。


 森林浴と温泉。相乗効果も期待できそうです。


 北限の桧林での森林浴の後は、かけ流しの温泉が自慢の古川館のへお越し下さい。
新潟県岩船郡関川村 高瀬温泉古川館「鷹の巣遊歩道」
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